開発の背景
建設業を取り巻く社会情勢の目まぐるしい変化の中、地球環境に配慮した建築・土木の在り方が現代社会において問われています。 CO²削減は地球温暖化を抑制するために世界規模で取り組まれている問題であります。そのような時代背景により、弊社においては、コンクリート製造時のCO²を低減した環境配慮型コンクリートの開発に取り組みました。
PCa工法とは
一般のRC工法とは、現場にて鉄筋配筋、型枠建込、コンクリートの打設を行い、建物を造る工法です。それにくらべて、PCa工法とは建物の部材をあらかじめ工場で製作し、現場へ輸送・組立てを行い建物を造る工法です。
工場生産の為、品質のバラツキを小さく、高品質なコンクリートを提供できます。
また、かぶりを小さくすることも可能で部材断面を小さく抑えられます。
工場生産の為、現場作業が減少し、取付作業は反復作業である為、作業効率化が期待できます。
現場作業で型枠建込作業等の減少、工程の合理化が行える為、工期の短縮が図れます。
鋼製型枠を使用する為、合板型材の使用量を減少させ、森林資源保護につながります。
また、現場作業時は建設時の騒音の低減などにもつながります。
PCa板製造工程

グリーンPCaとは
地球環境へ配慮したコンクリート二次製品であり、従来製品と同等以上の品質・性能を確保しながらいくつかの付加価値を有したプレキャストコンクリートです。
